アイルランドのシティジェット、SSJ-100を15機発注 RJ85を更新

アイルランドのシティジェット、SSJ-100を15機発注 RJ85を更新

ニュース画像 1枚目:シティジェット塗装のSSJ-100 イメージ
© CityJet
シティジェット塗装のSSJ-100 イメージ

ダブリンに本拠を置くヨーロッパのリージョナル・エアラインのシティジェットは、2015年10月13日、スホーイ・スーパージェット100(SSJ-100)を15機発注しました。98席仕様で、この契約にはオプション10機も含まれています。カタログ価格では10億米ドル相当で、この初号機は2016年第1四半期に引き渡しされる予定です。

シティジェットは、この機材発注により、現在の保有機を更新します。この機材にはエンジンがスネクマ、アビオニクスがタレス、タイヤはグッドリッチ、APUはハネウェル、機内はイタリアのピニンファリーナとフランスやアメリカ、イタリアの企業が参画していることが紹介されています。

シティジェットは2016年に4機を導入する計画で、確定分の11機は2017年に導入する予定です。これにより同社は保有するアブロRJ85を更新します。また、シティジェットは滑走路長が1,508メートルのロンドン・シティ空港に運航していることから、スホーイ、スーパージェット・インターナショナルは2016年末にロンドンシティ空港での運航する認可を獲得する予定としています。シティジェットは2017年にもロンドンシティでSSJ-100の運航を開始する計画です。

この販売契約にあわせ、スーパージェット・インターナショナルはシティジェットとメンテナンス「スーパーケア」契約を12年間、締結しました。また、2015年末からイタリア・ヴェネツィアのスーパージェット・インターナショナルの施設で、フルフライト・シミュレータを使用して乗員訓練を開始します。

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