カンタス航空は2015年10月15日、同社95周年を祝う催しとして、これまでに着用されたユニフォームをまとった44体のバービーとケン人形を、シドニー国際空港のラウンジ「カンタス・クラブ」で展示を開始しました。展示期間は4週間です。
1920年代のコクピットはオープンコックピットで、パイロットは風防ゴーグルを着用し、革製のユニフォームを着用、1970年代の客室乗務員「エア・ホステス」の制服は鮮やかな花柄デザインが描かれているなど、その時々の航空機の性能やファッション・トレンド、時流が反映されていることがわかります。
このコレクションは、カンタス航空の長距離路線で長年にわたり客室乗務員として勤務したジョン・ウィルモット-ポッツさんが22年にわたり収集してきたものです。ウィルモット-ポッツさんは2010年に亡くなり、シドニーのパワーハウスミュージアムにコレクションが寄贈されました。
この展示にあたり、カンタス航空は新制服をデザインしたマーティン・グラントさんにミニバーションを作成するよう要請し、2014年にこのコレクションに加えられていました。
カンタス航空はこのコレクションのラウンジでの展示を通じ、乗務員が持つ情熱を表すことができるとして、95周年を祝う前に乗客と共に共有したいとコメントしています。