羽田/バンクーバー線、就航とりやめ-エア・カナダが「無期延期」発表

羽田/バンクーバー線、就航とりやめ-エア・カナダが「無期延期」発表

エア・カナダは2011年3月5日から、就航を予定していた羽田/バンクーバー線の就航を無期延期すると発表した。同社は展開していた「羽田/バンクーバー線就航記念の特設サイト」を途中で取りやめるなど、就航を危惧する声が出ていた。エア・カナダでは羽田/バンクーバー線(AC6/5便)の予約、航空券購入者に対し、代替便への振り替え手続きを行っている。

同社では羽田線について「当初の予想を下回る需要を受け、日本国内・アジアの各都市と羽田空港がより接続可能となる便利な発着枠が確保される」ことを望むとしており、事実上、就航を取りやめたもの。深夜早朝時間帯の運用方法が見直されない限りは、国内線との接続が就航の鍵になるとみられる。

これに伴い、成田/バンクーバー線の使用機材を3月初旬からA330型機に機材変更する。また、6月以降はB777型機で運航する。これにより、エア・カナダの運航便は2011年3月27日以降、成田/バンクーバー線と成田/トロント線のデイリー便、成田/カルガリー線の週5便の計19便で運航する。

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