ボーイングは2015年10月22日、ノルウェー・エアシャトルと787-9を19機、総額50億ドル相当のカタログ価格の契約を確定したと発表しました。この契約は、787-9をオプション10機も含まれており、最大で計29機の契約となります。ノルウェー・エアシャトルは、これにより長距離路線の機材を拡大します。
ノルウェー・エアシャトルはすでに787-8を8機、運航しており、今回の契約の前に787-9を11機、リースによる導入を決定しています。これにより、2020年までに787-8、787-9で38機体制となります。なお、今回の契約分は2017年から納入される予定です。なお、機材の保有は、ノルウェー・エアシャトルの機材管理会社のアークティック・アビエーション・アセット(AAA)が保有します。
ノルウェー・エアシャトルは長距離路線の格安航空事業ですでに2年超となっており、搭乗率は90%台を記録しており、引き続きヨーロッパからアメリカ、アジア路線を燃費の良い787で拡大するとしています。