インターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)は傘下の航空会社向けに、エアバス機のオプション権を行使し、発注を確定しました。エア・リンガス向けにA330-300を2機、イベリア航空向けにA330-200を2機、それぞれ発注を確定しました。この確定分は、エア・リンガスが2016年に受領、イベリア航空は2017年、2018年に導入する計画です。いずれも長距離路線の機材を追加します。
2010年1月時点の発注でのカタログ価格は、A330-300は2億700万ドル、A330-200は1億8500万ドルとなっています。
IAGはエアバスに発注済みのうち2013年8月にA320neoを15機、オプション権を行使しており、2018年から2021年にエア・リンガス、ブリティッシュ・エアウェイズ、イベリア航空、ブエリング航空の4社のいずれかに導入されます。
なお、イベリア航空はこの発注を含め、2014年8月からの長距離機材は29機となります。この機種と導入時期は、A330-200が13機で2015年12月から2018年3月まで、A350-900が16機で2018年から2021年に導入します。