シンガポール航空とルフトハンザ・グループ、共同事業を展開へ

シンガポール航空とルフトハンザ・グループ、共同事業を展開へ

シンガポール航空とルフトハンザドイツ航空は2015年11月15日、大幅にコードシェア提携を拡大し、両グループの主要路線でジョイント・ベンチャーを実施することで合意しました。シンガポール航空の子会社のシルクエア、ルフトハンザ・グループのスイスインターナショナルエアラインズ、オーストリア航空もこのジョイント・ベンチャーの対象です。

提携は、シンガポール発着のフランクフルト、ミュンヘン、チューリッヒ間、シンガポール航空が2016年7月に新規就航するシンガポール/デュッセルドルフ線も共同事業の対象となります。

共同事業で2グループは、顧客へ旅程の提案力を高めるほか、共同運賃プロモーション、ネットワークの利便性の高い接続の提供、さらにヨーロッパ、東南アジア、オーストラリア間のスケジュールの調整、主要市場での協力、既存のマイレージサービスの提携強化を実施します。

コードシェア提携の拡大は新たに20路線以上が加わる予定で、シンガポール航空の顧客向けにはフランクフルト、ミュンヘン、チューリッヒのハブを利用し、オーストリア、ベルギー、ドイツ、スイスの各地へ、一方でルフトハンザの顧客向けに東南アジア、南太平洋地域へシンガポール航空、シルクエアーの運航便を新たにコー​​ドシェアを実施します。

今回の合意事項は今後、数カ月に順次導入され、規制当局の承認が必要ない事項は2016年まで順次、実施されていきます。

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