オールラウンドヘリコプター、気仙沼での医療搬送サービスを休止 資金難で

オールラウンドヘリコプター、気仙沼での医療搬送サービスを休止 資金難で

医療用多目的ヘリコプターの運航を手掛けるオールラウンドヘリコプターは、2015年11月19日(木)、東日本大震災以降、宮城県の気仙沼地域で実施してきた医療搬送サービスを一時休止すると発表しました。

オールラウンドヘリコプターの気仙沼地域での医療搬送サービスは、2013年6月に東日本大震災の復興支援として開始し、国土交通省による「広域的地域間共助推進事業」に認定、ヘリコプター1機を気仙沼市に配備し、同年10月から本格的な運用を行なっていました。

オールラウンドヘリコプターは事業休止の理由について「資金確保が難しい状況が続いたため」としています。なお、休止は2015年11月末からです。今後は、ヘリコプターの活用による救急医療や災害対応への貢献を目指して活動を継続するとともに、組織の基盤強化に努め、当地での事業再開を期していくとしています。

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