医療や福祉、保育施設での給食業務などを行う日清医療食品は、2015年11月16日(月)、宮城県富谷町でヘリコプターによる物資輸送訓練を実施、仙台空港から富谷町の臨時ヘリポートまでAS350Bの機体番号(レジ)「JA6083」を運航しました。同機は日清医療食品が使用契約し、東邦航空が運航管理を行っています。
訓練は、災害時に孤立した病院、福祉施設にヘリコプターで食品などの支援物資を搬送する危機管理体制を確認する目的で実施されたもので、富谷町役場職員駐車場を臨時ヘリポートとして発着を行いました。11月16日(月)の7時に豪雨災害が発生し、ヘリコプターは8時に東京ヘリポートを出発、約330キロメートルの行程をおよそ1時間45分かけて飛行するという想定で実施されました。
なお当日は、天候などを考慮して東京ヘリポートではなく仙台空港から発着、物資の対応などもヘリのエンジンを切った状態で訓練が実施されました。
今回の訓練で日清医療食品は、災害時に孤立した施設などにヘリコプターで食品等支援物資を搬送する危機管理体制の構築、民間企業が非常時に宮城県富谷町の職員駐車場を臨時へリポートとして使用できることの確認ができたとしています。