ハーン・エア、680サイテーション・ソヴリンを追加導入 運航事業も強化

ハーン・エア、680サイテーション・ソヴリンを追加導入 運航事業も強化

ニュース画像 1枚目:セスナ、サイテーション・ソヴリン
© Textron Aviation / Cessna Aircraft Company
セスナ、サイテーション・ソヴリン

ヴァーチャル・キャリアとして世界各国の航空会社の航空券を発券できるハーン・エアは、同社の運航する機材でセスナ680サイテーション・ソヴリンを1機、追加しました。ハーン・エアは中、長距離路線の事業も拡大する計画です。これにより、すでに保有する525CサイテーションCJ4の2機とあわせ、3機体制となります。

ハーン・エアのFacebookページで紹介する画像によると、機体記号(レジ)は「N685CS」と確認でき、この機体は2007年製の製造番号「680-0142」と見られます。今後、レジは垂直尾翼の画像の「RD」から「D-CHRD」へと変更されるとみられます。この機内はリノベーションが行なわれ、外装にもハーン・エアの塗装が施され、11月末にデュッセルドルフに到着し、12月末からこの新機材も運航を行なう予定です。

680サイテーション・ソヴリンは、運航乗務員2名、客室乗務員は1名、乗客8名です。時速760キロから852キロで巡航し、高度は14325メートル、航続距離は5,186キロで、ヨーロッパ発着でカナダ、アラブ首長国連邦などに飛行が可能です。

ちなみに、ハーン・エアの2レター「H1」で、コードシェアを実施していますが、これを実現するためには単なるヴァーチャルの航空会社ではなく、実際に定期便などの運航実態が無いと実施することができず、デュッセルドルフ/ルクセンブルク線の定期便を運航しています。なお、ハーン・エアは同社ホームページで、「将来的にはフランクフルトのエーゲルスバッハ空港からの運航も計画」していると明らかにしています。

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