JAL、北海道と包括連携協定を締結 観光振興や食の振興に協力へ

JAL、北海道と包括連携協定を締結 観光振興や食の振興に協力へ

日本航空(JAL)は2015年12月3日(木)、 北海道と包括連携協定を締結しました。JALが都道府県と包括連携協定を締結するのは、これが初めてです。北海道庁を植木社長が訪問、北海道の高橋知事と協定書に署名しました。

包括連携協定は、JALは北海道と連携・協力を推進する課題などについて情報、意見交換を実施し、相互に合意した具体的な事業を協働で取り組むものです。特に、北海道の観光振興、食の振興、環境保全、将来の北海道を担う「人づくり」、「文化」や「スポーツ」の振興と、そのほか相互の協議で必要と認められた事項で協力します。

このうち、観光振興では、国際線や国内線機内誌「SKYWARD」、JALカード会員誌「アゴラ」、国内線機内特典ブック「JAL・ るるぶハピリカ」など各種媒体、JAL公式ホームページ「旅プラスナビ」などを活⽤し、北海道の「観光」をPRするほか、機内誌、機内ビデオなどを活用するJAPAN PROJECT北海道、訪日向け観光サイト「Guide to JAPAN」での情報発信、観光振興の外郭団体へ人材派遣などを行います。

食の振興では、国際線や国内線の機内⾷で道産⾷材の活⽤、機内サービス、国内・国際空港ラウンジでの道産飲料・酒類・菓⼦などの提供、各種媒体を活⽤した北海道の「⾷」に関する情報発信、キャンペーンで道の認定・認証⾷品、道産⾷品を賞品として提供することで北海道の「⾷」を広く紹介する活動を予定しています。

また、JALのバンコク、マニラの空港支店を「ほっかいどうスマイルステーション」に登録します。「ほっかいどうスマイルステーション」は、北海道の海外でのイメージアップやブランドの発信、各種PRをめざし、海外にある北海道関連企業・支店などが北海道の情報発信に協力する制度です。さらに、2016年2月には、タイとフィリピンで北海道が主催する「北海道キャンペーン」に協力します。

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