エアバスDS、フランス国防省からA330 MRTT 8機を追加受注

エアバスDS、フランス国防省からA330 MRTT 8機を追加受注

ニュース画像 1枚目:サウジアラビア空軍のA330 MRTT
© Airbus Defence & Space
サウジアラビア空軍のA330 MRTT

エアバス・ディフェンス&スペースは、2015年12月15日、フランス国防装備調達技術庁(DGA)から、A330 MRTTマルチロール空中給油・輸送機8機の追加オーダーを確定したと発表しました。

フランス国防省とは、2014年11月にA330 MRTT 12機の複数年契約を結び、2回目の今回で確定受注は9機となり、残りの3機は2018年に確定する予定です。

フランス空軍へは2018年に最初のA330 MRTTが納入され、2019年に1機、その後毎年1機か2機が納入されて2025年までに12機を完納します。

フランス空軍向けのA330 MRTTは、ロールス・ロイス・トレント700エンジンを選択し、エアバス空中給油ブーム・システム(フライング・ブーム)と両翼下にホース&ドローグ給油ポッドを組み合わせて搭載します。キャビンは最大271席の座席や、10人の患者と88人の乗客が搭乗できるMORPHEE集中治療モジュールなどが搭載できます。

A330 MRTTは7カ国から49機を確定受注し、26機を納入しています。

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