京急電鉄、中央に貫通扉を配した新1000形を導入 2016年3月から運行開始

京急電鉄、中央に貫通扉を配した新1000形を導入 2016年3月から運行開始

ニュース画像 1枚目:新しく導入される貫通型の新1000形
© 京急電鉄
新しく導入される貫通型の新1000形

羽田空港へ乗り入れる京急電鉄は2015年12月22日(火)、車両デザインを変更し、車体正面中央部に貫通扉を配置した新1000形の導入を発表しました。

新しく導入される新1000形電車は、運転台付きの先頭車に、連結中も車両間移動が可能な貫通扉を設置、これまでの新1000形とは異なり扉が正面中央部に配置されています。これにより京急は、車両間移動を可能な仕様にすることを義務付けられている地下鉄線内でも、分割編成どうしが連結走行することが可能になり、フレキシブルな運用に対応できるとしています。

なお、新しい車両は4両編成2本の合計8両が投入され、車両番号は1801番から1808番までの1800番台が採番されます。

京急は、直通先や京急全線でのフレキシブルな運用を予定しており、特に羽田空港乗り入れる空港線では、これまでも直通先である京急本線で横浜、品川各方面行きとの連結編成の運用が実施されているほか、従来の新1000形は京成本線、成田空港線の成田空港駅まで乗り入ていることなどから、羽田空港、成田空港の両駅へ乗り入れも想定されます。

新1000形1800番台は2016年3月から運行開始される予定です。

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