ANAグループは2016年1月12日、ベトナム航空の株式の約8.8%、2兆4,310億ドン、日本円で約130億円を取得し、アジアでの戦略的な業務・資本提携を展開することについて、ベトナム航空と基本合意したと発表しました。
ANAグループは、中期経営戦略で、新たな成長領域の拡大を志向し、航空関連ビジネスを中心としたアジアへの戦略的投資に取り組むなかで、特に成長性の高い市場で、TPP参加国の1つでもあり、今回の決定に至りました。提携を受け、ANAグループはベトナム航空へ取締役を派遣するほか、両社で広範な業務提携の検討を進めます。
なお、提携についてはベトナム政府当局から必要な許認可取得、ANAグループとベトナム航空グループによる業務・資本提携に関する最終契約の締結を条件として実施します。
ANAではこの業務・資本提携を通じ、経済発展が期待される同地域を含むアジア市場の航空需要を着実に取り込み、ビジネス機会を積極的に拡大するとしています。