ロシア国防省は、2016年1月14日、西部軍管区(ZVO)に第4++世代のマルチロール戦闘機スホーイSu-35を配備すると発表しました。
Su-35は、先進情報管理システムとイルビス(Irbis)レーダーを装備し、推力偏向装置付きのAL-41F1Sエンジンを搭載して、超高機動性を実現しています。マッハ1.5、高度1万5,000メートル以上で任務可能な性能を持ちます。
搭載するGS-301 30ミリ機関砲は毎分1,500発の発射速度を持ち、空対空、空対艦、空対潜水艦ミサイルや誘導爆弾などを搭載します。空中給油装置や航法装置、先進の生命維持装置も備え、基地から離れたところでも戦闘が可能です。
現在、パイロットや整備士の教育が完了し、Su-35の配備を待っているとのことです。西部軍管区はモスクワやサンクトペテルブルクなどロシア主要部の防衛を担っています。