2016年の7月にイギリスで開催される「ロイヤル・インターナショナル・エアタトゥー 2016(RIAT)」と「ファンボロー・エアショー 2016」に、ロッキード・マーティンF-35ライトニングIIが展示される模様です。Reutersが1月25日付で報じています。
F-35は、2014年にもRIATとファボローで海外デビューを飾るはずでしたが、直前のエンジン火災事故の影響で渡英を断念した経緯があります。Reutersの取材に対してアメリカ海兵隊航空副司令官のジョン・デイヴィス中将が「7月にイギリスでF-35Bを披露できることを楽しみにしている」とコメントしています。
このほか関係筋の情報によると、アメリカ空軍やイギリス軍も展示を検討している模様です。イギリスはF-35開発計画で唯一のレベル1パートナー国であり、BAEシステムズやロールス・ロイスなどが重要な役割を担っています。これらは海外デビューにふさわしいエアショーです。