ボーイング727初号機、2月第1週に最後のフライト 準備も最終段階に

ボーイング727初号機、2月第1週に最後のフライト 準備も最終段階に

ニュース画像 1枚目:レントン工場で製造された727初号機
© Museum of Flight
レントン工場で製造された727初号機

ボーイング727初号機が、その最後の飛行に向けて最終準備を進めています。ミュージアム・オブ・フライトは2016年2月にも飛行を行うと発表しており、すでに展示されている747初号機の「N7470」のシティ・オブ・エバレット、NASA塗装の「N515NA」とあわせ、製造番号1の機体が揃います。

最後の飛行を行う727の「N7001U」は1963年2月に初飛行、ユナイテッド航空から寄贈され、1991年に博物館に寄贈され、エバレットに到着しました。この機体がフライトするのは約25年ぶりで、このために多くの作業がボランティアによって行われてきました。

フライトは特別な飛行許可を得て行われるもので、乗務出来るのは機長、副機長、機関士の3名で、エバレットからボーイング・フィールドへ直行します。飛行は2月1日からの第1週に行われる予定です。1991年に飛行して以来のフライトとなりますが、今回は本当に「最後」のフライトとなる見込みで、ミュージアム・オブ・フライトが整備を進めている展示エリアの機体と共に、観客を迎え入れることになります。

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