アメリカのハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港は2015年、年間の旅客数、離発着回数で世界1位になったと発表しました。世界で最も忙しい空港の称号を18年連続で獲得しています。
2015年の旅客数は2014年から5.5%増の1億149万1106人となり、世界で初めて単年度で1億人を超える旅客数を記録しました。また、貨物取扱量は、前年から4.15%増の626,201メトリックトンとなりました。
アトランタ市長は、これを受け「乗客をシームレスに輸送し、効率的な離発着が可能な空港の能力を示しており、世界で最も忙しい空港というだけでなく、世界最高の空港であることを保証している」と語り、同空港に勤務するスタッフの献身的な働きを賞賛しました。
なお、アメリカ連邦航空局(FAA)は2015年、今後20年間の成長施策を描いたアトランタ市とアトランタ空港のマスタープランを承認しています。これにより、アトランタ国際空港は6本目の滑走路を建設するほか、駐車場の拡張、貨物施設の拡充などに取り組んでいきます。