ニュージーランド航空、3Dプリントで製造したカクテルトレーを機内で使用

ニュージーランド航空、3Dプリントで製造したカクテルトレーを機内で使用

ニュージーランド航空は2016年2月24日(水)、ビジネス・プレミア客室向け内装に3Dプリント技術を活用した装備品を使用すると発表しました。ニュージーランド航空はオークランド工科大学と協力し、ビジネス・プレミアで使用するカクテルトレーの製造に取り組んできました。

3Dプリント技術は、航空会社が関心を持つ新たな動きの1つで、ニュージーランド航空では航空機の内装に、数万点の部品が採用されており、そのすべてを在庫することはできないといい、必要な場合に遅延無く必要なものが納入される仕組みは重要だとしています。

また、同社は3Dプリントの利点として、費用対効果に優れたパーツを作ることができ、安全性や強度、耐久性を損なうことなく素早く対応できるとしています。

なお、ニュージーランド航空は、最終的な規制当局の承認を前提に、今後数週間で機内で3Dプリント技術で製造したカクテルトレーの使用を開始するとしています。また、3Dプリントを活用した機内の装備品について、対応するものをさらに拡大する考えです。

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