リース会社がキングフィッシャーへの機材を契約延長せず

リース会社がキングフィッシャーへの機材を契約延長せず

経営が苦境に陥っているキングフィッシャー航空は、リース会社が機材を引き上げたことを認めました。インドの「Business Standard」が伝えています。

記事によると引き上げたリース会社はAerCapで、リースしていた2機が整備に入るため、その後の延長が認められなかったとキングフィッシャーのコメントが伝えられています。この機体は、いずれもA320-200型の機体番号(レジ)「VT-DKS」、「VT-DKT」。

キングフィッシャーは2011年10月にパイロット、客室乗務員への給与支払いが滞り、スタッフが辞めたため欠航。これを契機に経営状況が苦境にあることも大々的に伝えられるようになっています。同社は12月15日まで、1日55便を減便して運航を行う計画です。

なお、キングフィッシャー航空は現在、ILFC、BOC、ACGなどリース会社約20社からA319型、A320型、A321型、ATR72-500型を66機を調達。自社保有は12機になります。

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