イギリス救国の戦闘機「スピットファイア」が、1936年3月5日に初飛行してから80年になります。メーカーのスーパーマリンは吸収合併でなくなりましたが、後身のBAEシステムズが、スピットファイア80の雑学を公式サイトで紹介しています。これを読めばスピットファイア博士です。
以下、面白そうな話題をピックアップ、紹介します。
■「スピットファイア」80のトリビアより
・初飛行を終えたテストパイロットのジョン"マット"サマーズ氏は「機体のどこも触るな(Don’t touch a thing)」と指示した。これは試作機が完調だったからと伝えられています。
・スピットファイア・パイロットでバトル・オブ・ブリテンのトップスコアは、21機撃墜のエリック・ロック少尉。
・最も多くの敵機を撃墜したスピットファイア・パイロットは少将まで昇進したジェームズ・エドガー”ジョニー”ジョンソン氏で、34機を撃墜した。
・スピットファイアの名称は、たぶんスーパーマリンの役員が娘に愛情を込めて呼んでいたニックネームからとった。
・スピットファイアMk.Iの最大速度は時速367マイル(約590キロ)だったが、最終型のMk.24は時速454マイル(約730キロ)まで向上した。
・現在世界中で240機のスピットファイアが保存され、55機が飛行可能。