ロシアのイルクートは2016年3月4日、MS-21(ロシア名:MC-21)の複合材主翼がユナイテッド・エアクラフト(UAC)・グループのエアロコンポジットから納入されたと発表しました。1月には右主翼複合パネルが納入されており、今回は左主翼とみられます。
エアロコンポジットはMS-21の複合材主翼ボックスの製造に加え、ジューコフスキー航空流体力学中央研究所(TsAGI)での強度テストも担っています。
なお、イルクーツクの工場には2機目の胴体パネルが運び込まれており、今後、その胴体と主翼の接合が行われます。MS-21では3機目の胴体の製造も進められています。