エアバス、A330neoに搭載する新キャビン「Airspace by Airbus」

エアバス、A330neoに搭載する新キャビン「Airspace by Airbus」

ニュース画像 1枚目:新キャビン、Airspace by Airbus
© AIRBUS S.A.S.
新キャビン、Airspace by Airbus

エアバスは2016年3月23日(水)、新たなキャビンのブランド「Airspace by Airbus (エアスペース・バイ・エアバス)」を発表しました。この新製品は乗客の快適性と同時に、顧客となる航空会社の運航費にも配慮するという哲学が貫かれています。A350 XWBに搭載した客室をベースに開発されたもので、新ブランドはA330neoに搭載する計画です。

この客室は、コンフォート、アンビエンス、サービス、デザインの重要な4つの柱で構成されています。「コンフォート」は、よりパーソナルで、リラックスした空間を提供すること、「アンビエンス」は787やA350に採用されているムード照明に加え、静粛性を含め客室空間の全体的な環境や雰囲気、「サービス」は次世代のインタラクティブ・エンターテイメントやトイレの機能や乗務員の業務環境、「デザイン」は視覚的に魅力的であることやカスタマイズ性などを表しています。

具体的には、乗客はより大きな収納のオーバーヘッド・ビン、広々としたトイレ、広い席や通路、足元スペースの広さを体験できるようになります。さらに最新のLED技術の照明、航空会社がカスタマイズできるウェルカムエリアなどが設けられます。

エアバスはこれにより、A380で既に快適な空間を提供、A320は単通路機でのベストセラーとなる客室空間を提供しており、最新のA350 XWBとあわせ、ワイドボディ機のA330でも最新技術がつぎ込まれた客室を提供します。

■A330neo cabin: transforming passengers’ flying experience
■Airspace by Airbus
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