運輸安全委、2015年発生の熊谷ウルトラライトプレーン墜落事故で報告書

運輸安全委、2015年発生の熊谷ウルトラライトプレーン墜落事故で報告書

ニュース画像 1枚目:R503の経路、運輸安全委員会資料から
© 運輸安全委員会
R503の経路、運輸安全委員会資料から

国土交通省 運輸安全委員会は2016年3月31日(木)、埼玉県熊谷市で2015年5月に発生したウルトラライトプレーンのASC式ツインスターR503型、機体番号「JR7403」の墜落事故について調査結果を発表しました。

この事故は、「JR7403」が操縦訓練のため、熊谷市の「くげばし場外離着陸場」を離陸した直後、荒川河川敷に墜落・損傷し、搭乗していた1名が重傷を負ったものです。

報告書では事故の原因として、離陸直後に左への傾きが過大となったため、操縦不能に陥り墜落したことが推定されるとしています。機体が離陸直後に左への傾きが過大となった原因は、複数の要因またはそれらの複合要因によって発生したものと考えられており、強い横風を受けたことやプロペラ回転の反トルクと横風に対応するための修正操作が不十分であったことなどが推定されています。

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