成田空港、伊勢志摩サミットを見据え4月14日に爆発テロ対応訓練を実施へ

成田空港、伊勢志摩サミットを見据え4月14日に爆発テロ対応訓練を実施へ

成田空港は2016年4月14日(木)、5月下旬に三重県志摩市で開催される伊勢志摩サミットを見据え、爆発物によるテロ事案が発生したことを想定し「CBRNE事案対処訓練」を実施します。

CBRNE事案対処訓練の「CBRNE」は、化学剤を表す「Chemical」のC、生物剤を表す「Biological」のB、放射性物質を表す「Radiological」のR、核物質を表すNuclearのN、爆発物を表すExplosiveのEをそれぞれ示しており、これらを特殊兵器として用いるテロリズムに対処する内容を想定して実施される訓練です。

訓練では、受託手荷物が荷捌き場において爆発、旅客の避難誘導を実施し、爆発現場で消火・救助活動を行う想定で実施されます。また、別の受託手荷物からも爆発物反応が発覚し、爆発物処理活動も併せて実施する想定で進められます。

訓練は、4月14日(木)の9時30分から11時までの1時間30分間、第2旅客ターミナルビル受託手荷物受取所と到着手荷物荷捌き場で実施される予定です。成田空港を運営する成田国際空港のほか、千葉県警察本部や成田市消防本部、東京税関成田税関支署などによって共催され、空港警備隊や空港警察署、日本航空(JAL)、JALグランドサービス、東京入国管理局成田空港支局、セコム、成田空港警備などが参加する予定です。

期日: 2016/04/14
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