内閣府は2016年4月13日(水)、「羽田空港周辺・京浜臨海部連携強化推進委員会」で羽田空港跡地地区と川崎市の殿町地区を結ぶ連絡道路の橋の位置、構造形式などを選定しました。2020年の完成をめざし、2016年度内に都市計画の決定など手続きを進めます。この連絡道路は2017年度前半にも工事を着手する予定となっています。
羽田空港側は、現在の環状八号線が国際線ターミナル付近で「へ」の字型になっている付近を改良し、直線化する付け替え工事を2019年までに完成させます。この地域は航空局が宿泊施設などを整備する方針を示している地域で、運営を手がける民間事業者の手続きが開始されています。こうした整備を並行して行い、川崎側の首都高速神奈川6号川崎線の殿町入り口とを結ぶ道路を整備します。
殿町地区では研究機関などの誘致が進められており、産学官などが連携し、地区内外の活動を活性化し、羽田空港に近い地理的なメリットを活かした国際的なイノベーション創出拠点の形成をめざします。