成田空港、6月からHRET型空港用化学消防車を新規導入 消火能力が向上

成田空港、6月からHRET型空港用化学消防車を新規導入 消火能力が向上

ニュース画像 1枚目:HRET型空港用化学消防車
© 成田国際空港
HRET型空港用化学消防車

成田国際空港は2016年6月1日から、国内空港では初めてとなる高位置対応伸展型放水銃(HRET)を装備する空港用化学消防車を2台、導入します。成田国際空港内の消防東、西分遣所、または暫定待機所に分散して配置します。

このHRET空港用化学消防車は、アメリカのオシュコシ社製で、全長12.36メートル、全幅3.10メートル、全高3.80メートル、水積載容量10,500リットル、薬液積載容量880リットルです。

HRETを装備した空港用化学消防車は、放水銃を操作員の前方位置、または高低位置に伸展できます。航空機内外の目標へ柔軟に放水銃を接近させ、正確に燃焼部分を狙うことができます。この機能により、風の妨害を軽減し、消火剤を有効活用でき、消火能力の向上に繋がります。

また、消火戦術では、HRET未装備の化学消防車と同時運用し、効率的で効果的な消火救難活動の実施が期待されるとしています。

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