熊本での地震、自衛隊12機をはじめ、警察、消防がヘリコプターで対応

熊本での地震、自衛隊12機をはじめ、警察、消防がヘリコプターで対応

2016年4月14日(木)に熊本県熊本地方を震源とする地震の発生で、陸海空3自衛隊、警察、消防が地上、上空から災害対応を実施しています。

自衛隊は、地震発生から21分後の21時47分に第8航空団のF-2、2機が築城基地を離陸したほか、西部方面航空隊のUH-1映像電送機の2機が目達原が駐屯地、陸自第8飛行隊のUH-60の2機が高遊原駐屯地、第22航空群のSH-60、1機が大村基地を離陸し、空から情報収集活動にあたりました。

このほか、第72航空隊UH-60、第1航空群のP-3Cが活動に参加しているほか、新田原、芦屋の救難隊がU-125でそれぞれ1機ずつの計2機を投入しました。また、熊本県知事の災害派遣要請後に新田原のUH-60を1機投入しています。

自衛隊では災害発生時の初動対処部隊「ファスト・フォース(FAST-Force)」をはじめ、人員は約400名、航空機12機で初動対応を行い、海上自衛隊の艦船も待機しています。

警察庁関連では、福岡、長崎、大分、熊本、佐賀、鹿児島からそれぞれ1機、計6機のヘリコプターを投入しています。消防庁は高知県、福岡県に緊急消防援助隊を要請し、高知県消防・防災航空隊は早朝から活動に参加したほか、福岡市消防局の「ゆりかもめ」が熊本医療センター、「ほおじろ」が宇土広域防災センターで未明から活動しています。

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