サーブ340B、貨物機改修プログラムが始動 サーブも協力へ

サーブ340B、貨物機改修プログラムが始動 サーブも協力へ

航空機のメンテナンス、エンジニアリングを手がけるワールドワイド・エアクラフト・サービスは2016年4月25日(月)、サーブと協力し、SAAB 340B貨物機の改修プログラムを開始すると発表しました。すでに340A貨物機改修はあるものの、新たに340Bでも対応することで、運航会社は柔軟性、貨物容量を確保することができます。対象の340Bは37カ国、458機が運航されています。

ワールドワイド・エアクラフト・サービスは、SAAB 340は旅客と貨物の市場で長年にわたり運航されており、現在の市場動向から貨物機市場で340Bに理想的な時期になっているとしています。同社はサーブと協力し、アメリカ連邦航空局(FAA)の追加型式証明(STC)を取得し、他の企業向けのキット開発もあわせて行なうとしています。

サーブは、1982年から1986年に340Aを159機製造し、1987年から1999年までに340Bを299機を製造しました。現在までに340Aの68機が貨物機に改修されています。また、サーブは各地で340A、340B、2000向けに技術、スペアサポートを提供しています。

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