大韓航空は2016年5月12日(木)、737 MAX向けウィングレットの納入を開始したと発表しました。大韓航空航空宇宙事業部(KAL-ASD)が製造したもので、5月11日(水)に釜山工場でボーイングの担当者も出席し、納入式典が開催されました。
737 MAXは、高い燃料効率を実現しながら、約6,500キロメートルの航続距離をめざしています。このため、737 MAXは、現行の737 NGから1.5%の燃料効率を向上させる「アドバンスト・テクノロジー・ウイングレット」が開発、装備されます。
なお、737 MAXは現在までに64社から、3,000機超の発注を獲得しています。KAL-ASDは今後、737 MAX向けに2,400セットを順次、納入する予定です。737 MAXのウィングレットは、KAL-KSDとイギリスのGKNが製造を手がけています。