レオナルド・フィンメカニカ(旧フィンメカニカ)は2016年5月16日(月)、ワシントンD.C.で開催されているネイビー・リーグ・シー・エア・スペース(Navy League Sea-Air Space Exhibition)会場で、アグスタウェストランドAW119の海軍向け訓練機仕様をTH-119として展開すると発表しました。
主にアメリカ海軍向けに使用をめざし、AW119Kx商用ヘリコプターを改修します。TH-119の製造は、AW119Kxと同じくフィラデルフィアで行なわれます。
トレーナー向けにコクピットへ180度のパネルを搭載するほか、視認性の高い暗視装置を搭載するほか、訓練で離着陸を繰り返すことからスキッドの強化と交換可能なものを採用するほか、貨物フックとホイストの装備、飛行時間5時間以上が可能な仕様などに改修が加えられます。いずれもアメリカ連邦航空局(FAA)の安全基準を満たす改修とされています。