ブリティッシュ・エアウェイズは、2017年1月3日(火)から、同社で最長時間となるロンドン・ヒースロー/サンティアゴ(チリ)線に就航すると発表しました。飛行時間は14時間40分で、現在の最長のブエノスアイレス線の13時間50分を50分、上回る路線となります。ちなみにヒースロー/サンティアゴ間の直線距離は11,632キロメートルとなります。
使用する機材はファースト8席、ビジネス42席、プレミアムエコノミー39席、エコノミー127席の4クラス制、計216席の787-9で、週4便を運航します。ブリティッシュ・エアウェイズは南米路線を強化しており、サンファン(コスタリカ)、リマ(ペルー)線を開設したばかりで、リオデジャネイロとサンパウロのブラジル路線、ブエノスアイレス線とあわせ、南米のネットワークを拡充します。
ブリティッシュ・エアウェイズはチリの経済が好調なこととあわせ、中南米地域への観光需要の高まりもあり、重要な路線になるだろうと期待を寄せています。
なお、同社は787-9を21機導入する予定で2016年5月現在、5機を受領しており、2016年には11機が加わる予定です。残る5機は2018年にかけて順次、受領する計画です。