日本とスペイン、オープンスカイに向け国交相と駐日西大使が合意

日本とスペイン、オープンスカイに向け国交相と駐日西大使が合意

ニュース画像 1枚目:デ・ベニート駐日スペイン大使(左手前)と石井国交相(右手前)
© 国土交通省
デ・ベニート駐日スペイン大使(左手前)と石井国交相(右手前)

国土交通省は2016年5月20日(金)、日本とスペインの航空当局間で航空関係の拡大について協議しており、この中で石井国交相とデ・ベニート駐日スペイン大使が二国間のオープンスカイで合意したと発表しました。

合意した事項は、羽田空港を除き、首都圏空港を含むオープンスカイで、二国間輸送について相互に自由化すること、コードシェア枠組みを自由化し、第三国企業とのコードシェアや国内コードシェアを含めた自由化で一致したものです。

日本/スペイン間では現在、定期旅客便は運航されていませんが、イベリア航空が2016年10月19日に成田着で約20年ぶりに定期便を再開します。この路線は、月、水、土の週3便を運航する計画で、今回のオープンスカイに向けた合意で、デイリー化に向けた道筋が開かれました。

また、日本側ではヨーロッパからの訪日客の増加に取り組んでおり、特にスペインとは日本政府観光局(JNTO)マドリード事務所の開設で誘客を目指すほか、四国四県の「四国遍路」とガリシア州の「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」が2015年に協力協定を締結するなど交流の拡大が期待されています。

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