エアバス・ヘリコプターズ、H160 VIP客室仕様を発表 契約にも期待

エアバス・ヘリコプターズ、H160 VIP客室仕様を発表 契約にも期待

ニュース画像 1枚目:ペガサス・デザインが手がけたH160 VIP仕様の機内デザイン
© Airbus Helicopters
ペガサス・デザインが手がけたH160 VIP仕様の機内デザイン

エアバス・ヘリコプターズは2016年5月24日(火)、H160ヘリコプターのVIP仕様の客室をスイス・ジュネーブで開催されている「ヨーロピアン・ビジネス・アビエーション・コンベンション・アンド・エキシビション(EBACE 2016)」で発表しました。

H160は2015年6月13日(土)に初飛行、量産機ではArranoエンジンを搭載する計画で、現在は2機の地上試験機、3機の飛行試験機で開発が進められています。

エアバス・ヘリコプターズは、2015年のヘリエキスポでH160を発表して以降、革新的なデザインと性能から、多くの関心が寄せられているとし、2016年のヘリエキスポ以降も数件の購入意向書(LOI)を締結しているとしています。今回のVIP仕様の発表で、企業向け、プライベート機として利用する顧客とLOIをさらに署名したいとコメントしています。

このVIP仕様の客室デザインは、2015年10月に5名のデザイナーによるコンテストが開催されたものです。VIP機を使用する顧客、専門家などによる審査員による評価を経て、H160の卓越性や革新性を機内でも提案できるものとして、プライベート・ジェット機の客室、外装などを手がけるペガサス・デザインの案が採用されました。

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