キャセイパシフィック航空は2012年3月から、新たにプレミアムエコノミークラスを搭載した機材を長距離路線に投入します。3月には香港発着のシドニー、トロントの2路線を予定しています。
プレミアムエコノミークラスを搭載する長距離路線の機材は777-300ER、747-400、A330-300、A340-300の4機種。2012年3月に投入される機材は777-300ER、A330-300の2機種で、2013年末までに87機に装備する計画です。
プレミアムエコノミークラスは1機材あたり26席、または34席を用意。座席配列はボーイングの777-300ER、747-400が「2-4-2」、エアバスのA330-300、A340-300が「2-3-2」になります。
シートピッチはエコノミークラスの32インチより6インチ広い38インチ、約96センチとなります。リクライニング角度も大きく、座席幅は19.3インチ、約49センチとなり、モニターは10.6インチを採用します。サービスでも搭乗後にシャンパンやカクテルなどのウェルカムドリンクが提供されます。
なお、チェックインはプライオリティ・チェックインを利用する事ができ、無料の受託荷物では2個、25キログラムまでとなります。
