ボーイング発表の737MAX発注数900機に-半月で200機増える

ボーイング発表の737MAX発注数900機に-半月で200機増える

ボーイングは2011年8月末に正式にプロジェクトに着手した737MAXで、12月13日現在の発注機数は、13社900機を数えると発表しています。11月末に発表したプレスリリースで700機超と書いていましたので、半月の間に約200機が増えました。11月末にサウスウェストの150機分が入っていたのかいないのかが大きなポイントですが、発注を伸ばしつつあるのは確かな様です。

737MAXの発注が明らかになっているのは以下の4社。

サウスウェスト航空150機の確定発注、737MAX7、またはMAX8
アメリカン航空100機の発注、737MAX
ライオン・エア201機の発注、737MAX
アヴィエーション・キャピタル・グループ(ACG)35機の発注、737MAX

この4社で485機。もし、900機ぴったり発注がある場合、残るのは415機。現在はどこの会社が発注したか分かっていませんが、発注は13社、判明した会社は4社のため、残りは9社。1社あたり、平均で46機を発注している計算になります。

もしかすると、まだ年末に向けて大型発表があるのかもしれません。発注会社についても現在の737シリーズを保有する会社、またはライバルからの乗り換え、など興味は尽きません。

ただ、737MAXはライバルのA320neoの発注数を忘れる事はできません。A320neoは11月末現在で21社、1196機の確定発注を得ています。

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