オーストリア航空、機材更新の研修に伴い7月と8月の約300便を欠航

オーストリア航空、機材更新の研修に伴い7月と8月の約300便を欠航

オーストリア航空は2016年7月1日(金)、同社の保有機のエンブラエルへの機材更新に関連し、パイロット研修に伴い短期的な欠航を実施すると発表しています。短距離のリージョナル路線に影響が及ぶもので、長距離路線やチャーター便などへの影響はありません。

この措置により、7月から8月にかけてオーストリア航空の運航便23,000便超のうち、およそ300便がキャンセルとなります。同社は常に時間厳守とその信頼性を重視しており、早期に欠航を決定したと説明しています。

影響を受ける路線は、ウィーン発着のブカレスト、プラハ、ソフィア、ザグレブ線などで、同社、または旅行会社が予約済みの旅客に代替便を提案、利用者は変更できない場合はキャンセルができ、支払済みの全額は返金されます。

オーストリア航空はエンブラエル機への更新プログラムのうち、夏の一部便はウェットリースで運航しています。これは同社の1,000名超のパイロットのうち、約10%が訓練に従事し、このパイロットは定期便の運航に従事できず、短期のウェットリース契約で一部路線を運航しているものの、十分に確保できなかったとみられます。

なお、詳しいスケジュールはオーストリア航空のホームページを参照ください。

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