全日空、営業収入1.39兆円、営業利益777億円-第3四半期決算

全日空、営業収入1.39兆円、営業利益777億円-第3四半期決算

全日空の2011年3月期(2010年4月1日〜2011年3月31日)第3四半期決算がまとまった。営業収入は前年比12.5%増の1兆391億円、営業利益は777億円(前年378億円の赤字)、経常損益は583億円、四半期純利益は375億円。前年から大幅な増収増益になっている。

国内線旅客収入は前年同期比4.7%増、224億円増の5030億円。旅客数は3155万3000人で4.5%増。

国際線旅客収入は前年同期比37.3%増の584億円増の2150億円。旅客数は14.5%増の309万6000人。中国線の観光需要が落ち込んだが、羽田空港の国際化による新規就航、増便、キャンペーンの効果が増加につながった。中国、アジア、ヨーロッパの各国通貨でANAウェブサイトから航空券購入できる機能を加え増販体制を整えている。

貨物事業は国内線の売上高245億円で前年並み、国際線は650億円で前年同期比66.7%増。

通期見通しは営業収入1兆3770億円、営業利益700億円、経常利益370億円、当期純利益60億円の予想。

メニューを開く