JAL、運航乗務員の航空法、運航規程違反で陳謝 乗務員2名を処分へ

JAL、運航乗務員の航空法、運航規程違反で陳謝 乗務員2名を処分へ

日本航空(JAL)は、国土交通省航空局から厳重注意を受けた件で、再発防止に全力をあげて取り組むとコメントを発表しました。

JALでは、6月27日(月)の夜、当日の乗務を終えたJALの副操縦士が滞在先の金沢市内で飲酒、同じ席にいた機長や駆けつけた警官に暴行を加え、公務執行妨害の疑いで逮捕された件で、当該の副操縦士が2014年夏ごろから飲酒を行っていたことを確認、この飲酒行為が航空法違反に該当すると説明しています。逮捕された副操縦士は、2011年5月の航空身体検査証明の交付で、「社内管理」と「断酒」の条件が付けられていました。

また、機長、副操縦士とも、運航規程に反し乗務開始の12時間前という制限を超えて飲酒していました。このため、航空法、運航規程に違反しており、JALでは2名の運航乗務員の処分を厳正に対処するとしています。

なお、国土交通省からは2016年7月27日(水)までに文書で再発防止策の報告が求められています。

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