ボーイングは2016年7月25日(月)、エミレーツ航空のフライト・トレーニング・アカデミーとパイロット訓練生を支援する総合的な研修カリキュラムとソフトウェア・インフラストラクチャでの協力、提携を発表しました。
このトレーニング・アカデミーは現在、アール・マクトゥーム国際空港に建設中で、2016年10月にオープンする予定です。エミレーツは、ボーイングが開発したプログラムを活用し、パイロット訓練生を養成するエミレーツ・フライト・トレーニング・アカデミーを、1カ所で効率的に運営することができます。
ボーイングは最近、傘下に収めたピーターズソフトウェア(Peters Software GmbH)が開発したソフトウェアを使用し、訓練生の学習、訓練を管理するカスタマイズ化された統合ソフトウェア・システムの開発を手がけています。
なお、ボーイングは2035年に617,000人のパイロットが必要とされる予想から、航空会社の訓練需要にも対応するとしています。