カタール航空は2016年8月1日(月)、ブリティッシュ・エアウェイズなどの親会社、インターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)の株式を7月28日(木)時点で、保有株式を20.01%に引き上げたと発表しました。
カタール航空はIAGの保有株式の引き上げを発表しており、EU域内の航空会社の株式について、EU域外の株主の保有株式数の上限が過半数に定められており、これを満たす条件での取得となりました。
カタール航空は、IAGの保有株式の引き上げについて、純粋に投資面の施策で継続的、かつ戦略的にIAGを支援する取り組みとしています。カタール航空のアクバル・アル・ベイカーCEOはIAGの戦略と経営チームに協力的であり続けるとし、現在の状況に重要な変更がない限りは保有株式の割合を増加する意思はないとコメントしています。
IAGは傘下の航空会社にブリティッシュ・エアウェイズのほか、スペインのイベリア航空とブエリング、アイルランドのエア・リンガスがあります。