NEC、キルギスのビシュケク・マナス国際空港の航空保安システムを受注

NEC、キルギスのビシュケク・マナス国際空港の航空保安システムを受注

NECと同グループ会社のNECネッツエスアイは2016年9月12日(月)、キルギスの首都、ビシュケクにあるマナス国際空港向けの航空保安システムを受注したと発表しました。受注金額は約8億円で、国際協力機構(JICA)によるODA資金が活用されています。

今回の受注では、NECが航空機の安全な飛行・着陸進入を支援する計器着陸装置(ILS)や超短波全⽅向式無線標識、距離測定装置をはじめとする航空保安システムを担当、NECネッツエスアイは、現地でのシステム設置工事や、システムインテグレーションを担当します。

マナス国際空港は、キルギスに所在する11の空港の中でも最も利用者が多い空港であるものの、起伏が多い山岳部に位置するため濃霧による低視界時に着陸できない事例が発生しており、低視界時での航空機の安全・効率的な運航のために新たな航空保安システムの導入が求められていました。

NECは、ミャンマーなどの主要空港の航空保安システムの整備を手掛けるなど多数の実績があるとして、こうした実績をもとに、重要な社会インフラの1つである空港に向けたソリューション提供をさらに強化、マナス国際空港の安全・効率的な航空輸送に貢献するとしています。

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