運輸安全委員会、2015年の美瑛滑空場グライダー滑走路逸脱事故で報告書

運輸安全委員会、2015年の美瑛滑空場グライダー滑走路逸脱事故で報告書

国土交通省 運輸安全員会は2016年8月29日(木)、北海道美瑛町で2015年8月25日に発生したモーターグライダーの機体損壊事故について、調査報告書を公表しました。

この事故は、美瑛滑空場を離陸したダイヤモンドエアクラフトHK36TTC、機体番号(レジ)「JA21DA」が、再び美瑛滑空場に着陸する際に滑走路右側へ逸脱し、草地に停止した際、胴体後部が折れ、プロペラなども損傷したものです。

報告書では、事故は、機体が着陸する際に滑走路に正対することができなかったため、滑走路の北側の草地に左主翼端から接触し、機体を損壊させたものと推定しています。

同機が滑走路に正対できなかったことについては、機長が、滑走路31への指定地着陸に固執したことにより、安全に着陸するための適切な判断ができなかったとしています。

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