キャセイの747、香港を代表するビクトリア・ハーバーの上空を飛行

キャセイの747、香港を代表するビクトリア・ハーバーの上空を飛行

ニュース画像 1枚目:ラストフライトを終え、ウォーターキャノンで香港国際空港で出迎え
© Cathay Pacific Airways
ラストフライトを終え、ウォーターキャノンで香港国際空港で出迎え

キャセイパシフィック航空は2016年10月8日(土)、747-400で香港上空を飛行するCX8747便を運航、最後の記念フライトを運航しました。この便は、定期便のラストフライトで使用された機体記号(レジ)「B-HUJ」が使われ、香港の風景を代表するビクトリア・ハーバーの上空を飛行し、別れを告げました。

1979年にキャセイパシフィック航空に導入した747の最後を飾るフライトは、キャセイパシフィック航空のスタッフが搭乗し、1人最低でも747香港ドルを寄附するもので、合計で200,000香港ドルが香港乳がん財団に寄附されます。

この記念フライトの乗客には、1979年に父親がパイロットとして勤務するためキャセイに入社し、ジャンボ機を父と共に操縦するという夢をかなえた現在は副操縦士のゾーイ・デイヴィスさんも搭乗していました。デイヴィスさんは父親のラストフライトで一緒に乗務し、今回のフライトでビクトリア・ハーバー上空で機内から手を振り、香港での747の歴史に別れを告げました。

同社の747は37年間、世界160万人の乗客を輸送し、10月1日(土)に羽田発香港着CX543便で運航を終えています。CX8747便は香港到着時にウォーターキャノンで出迎えを受け、その長年の労をねぎらいました。

■Cathay747 soared across Victoria Harbour

■Goodbye, Cathay Pacific 747
この記事に関連するニュース
メニューを開く