航空機メーカーのATRは2016年10月12日(水)、最高経営責任者(CEO)にクリスチャン・シェーラー氏の2016年11月1日(火)に着任する発表しました。ATRの株主、エアバス・グループとレオナルド・フィンメッカニカが合意したもので、任期は4年間です。また、現在ATRのCFOを務めるジョバンニ・トランパルロ氏の任期も新たに4年間、更新されました。
クリスチャン・シェーラー氏は現在、エアバス・グループ・インターナショナルの執行副社長兼代表を務めており、以前はエアバス・ディフェンス・アンド・スペースのマーケティングとセールス部門の代表、エアバスDSの経営委員会メンバー、またエアバスDSドイツのマネージング・ディレクターを務めていました。同氏は1984年にエアバスに入社し、営業部門の副代表やストラテジー・アンド・フューチャー部門の代表など様々な管理職を歴任しています。
なお、パトリック・ド・カステルバジャック現CEOは、11月1日(火)付けで、エアバスの総務部長兼主席顧問に就任し、経営委員会の一員となります。