ロサンゼルス国際空港は空港内での犯罪発生率が2010年から27%下がったことを発表しました。発生件数では2010年が2220件で、2011年は1612件。犯罪の内容も様々ですが、1日約4.4件が発生していることになります。年間の利用者はおよそ5500万人のため、犯罪に出くわす確率はおよそ0.003%。数字としてみると低い確率ですが、用心をするに超したことはありません。
発生した犯罪は、項目に「殺人(Homicide)」が設けられていますが、2010年も2011年にも発生していません。大きなものでは「強盗(Robbery)」が3件、「暴行(Aggravated Assault)」が2件でした。さらに、もっとも被害に遭う機会が多いのが「窃盗(Larceny)」は440件。2010年の621件から29%下がりましたが、1日1件以上が発生しているので、やはり注意が必要です。
ロサンゼルス国際空港に限った話ではなく、空港は出かける前のチョットしたウキウキ感、帰って来た時の安堵感と気を少し緩める時もある場所。それでも、周囲の不審な動きには注意して行動しましょう。