エアバスDS、スペイン空軍にA400Mを納入 サラゴサ空軍基地に配備

エアバスDS、スペイン空軍にA400Mを納入 サラゴサ空軍基地に配備

ニュース画像 1枚目:スペイン空軍のA400M
© Airbus Defence and Space
スペイン空軍のA400M

エアバス・ディフェンス・アンド・スペースは2016年11月17日(木)、スペイン空軍へ初のA400Mを納入したと発表しました。エアバスDSの工場が所在するスペイン・セビリアのサンパブロ空港からフェリーされ、サラゴサ空軍基地に配備されます。スペインへのA400Mの納入で、導入国は6カ国目となります。

納入された機体は、製造番号「44」で、スペイン空軍は27機を受領する予定です。スペイン空軍と国防総省の代表が納入式典に出席し、セビリアのA400M最終組立ライン(FAL)で、正式に受領しました。スペイン空軍は、A400Mの導入でC-130を機材更新します。

エアバスDSは、セビリアで納入式典を開催したことを受け、これまでも製造に携わってきたFALのスタッフ全員に感謝するとして、このマイルストーンを祝いました。

今後、スペイン空軍は、C-130の更新で、同じ航続距離の場合は2倍の積載量、同じ積載量の場合は2倍の航続距離を飛行できるメリットを活かし、軍事活動や人道支援などで短距離、または非舗装の滑走路での離着陸性能を活かした活動を展開します。

スペイン空軍への納入は、2022年までに14機を導入、残る13機は2025年以降に納入される予定です。

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