三井住友フィナンシャルグループはロイヤルバンク・オブ・スコットランド(RBS)から航空機リース事業を買収します。買収する三井住友フィナンシャルグループの企業は三井住友銀行、三井住友ファイナンス&リース(SMFL)、住友商事の3社。
SMFLと住友商事は2008年12月からオランダで航空機リース事業を展開するSMFL Aircraft Capital Corporation B.V.など航空機リース事業を手がけています。今後は格安航空会社(LCC)のアジアでの台頭と新興国の成長で航空機需要が拡大することが見込まれるため、今回の買収に至りました。
RBSの航空機リース事業「RBS Aviation Capital」は本社をアイルランド、ダブリンに置き、2001年に設立。2011年6月末で72億米ドルと世界第4位の規模。買収後はSMFLの既存事業と一体で運営する予定です。