航空局、ポーランドとオープンスカイで合意 香港やスリランカとも権益拡大

航空局、ポーランドとオープンスカイで合意 香港やスリランカとも権益拡大

国土交通省航空局は2016年12月12日(月)、国際民間航空機関(ICAO)が主催する世界各国の航空交渉担当者による航空協議「ICAN」が12月5日(月)から5日間に渡りバハマで開催され、その中で12カ国・地域の航空当局と協議を実施し、合意したと発表しました。

ポーランドとは、二国間輸送についてオープンスカイとするほか、地方空港では旅客・貨物の搭乗載と、さらに第3国へ輸送する第5運輸権を相互に自由化、第三国企業を含むコードシェアの自由化で合意しました。

香港とは、中部空港(セントレア)と香港間の第5運輸権の拡大、スリランカとはコードシェア枠組みの拡大で合意しました。

このほか、日本はオランダ領アルバ、インド、イギリス、カナダ、サウジアラビア、バハマ、マレーシア、アラブ首長国連邦、ラオスと協議を行いました。

「ICAN2016」は、世界各国の航空交渉担当者による航空協議を集中的に行うイベントであり、2008年から年1回の頻度で開催され、日本は初参加で、72カ国・地域が参加しました。

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