在日アメリカ軍のローレンスD. ニコルソン四軍調整官は2016年12月14日(水)、12月13日(火)に発生したMV-22Bオスプレイの事故について記者会見を行いました。
この中で、沖縄沖で実施した夜間空中給油の際、MV-22BのローターブレードがKC-130の給油ホースに衝突し、ブレードが損傷したとの見方を今回の事故原因の一因としてあげました。ホースとの衝突後、MV-22Bは激しく揺れており、キャンプシュワブへ向かうことを決めたものの、名護市東海岸の沖合に到達したとの見方を示しました。
オスプレイは空中給油では、機首右側に受油用のプローブを装備しており、燃料を補給しています。
なお、ニコルソン調整官は、アメリカ海兵隊が日本で運用するMV-22Bの飛行を一時的に停止することも発表しました。
あわせて、事故現場で機体の回収方法について、安全性と環境保護に配慮しながら調査を行っているとしたほか、事故原因について調査を正式に開始したとも明らかにしました。