スホーイは2016年12月15日(木)、タイ王国空軍(RTAF)向けのスホーイ・ビジネスジェット(SBJ)の納入に向けて契約を締結しました。RTAF向けのSBJはこれが3機目となり、この機体は2018年に納入され、同空軍で任務にあたります。
スホーイは2017年7月に2機を納入しており、この機材はVIPエリアが4席、ビジネスクラスエリアが6席、さらに旅客用エリアに50席、計60席が設けた仕様です。今回の3機目は、機内が2つのゾーンとなっており、VIPとビジネスクラスシートが4席設けられたゾーンと、旅客用エリアに69席、計73席とより多くの旅客を輸送できる仕様となっています。また、最新の機内エンターテインメント設備なども装備されています。
なお、3機目のSSJ-100のビジネスジェット「SBJ」は航続距離が4,500キロ超で、これは1、2機目と同様となっています。
この機体は、最終組立、機内装備の搭載も全てコムソモリスク・ナ・アムーレのスホーイ施設で作業が進められており、タイへの運航支援も行われます。乗員訓練については、スーパージェット・インターナショナルが所在するイタリア・ヴェネツィアで行われます。